活動内容/Activity

一般社団法人Lien Cultureでは、日本文化の普及と国際交流を促進するため、さまざまな活動を行っています。

各分野の専門家を招いた日本文化に関する講演会・セミナーの企画運営、日本文化体験イベントの開催、文化交流を目的とした学生派遣プログラムの実施などがその活動は多岐に渡ります。日本文化に関する情報発信を通じて、国内外のより多くの人々に日本文化の「心」を伝えることを目指しています。

日本文化体験イベント

当法人では、日本文化に対する理解と実践的な体験を提供するために、日本語レッスンや伝統的な日本文化体験イベントを定期的に企画・開催しています。これらの活動を通じて、日本の歴史や文化に対する知識や理解を深める機会を提供するとともに、日本文化の背景に根付く精神性や美学をリアルに体験する場を創造しています。

1. 日本語レッスン

日本語レッスンでは、日本語初心者向けの「あいさつ」や「アニメ日本語」から上級者の「日常会話」まで、幅広いレベルに対応した講座を開講しています。レッスンを通じて、文法や会話だけでなく、日本の礼儀や文化的な背景についても学べます。日本語という言語を学びながら、日常生活で役立つフレーズや、日本の伝統的なイベントや行事についても学習する機会を得ることができます。さらに、特定の文化に関連した日本語を学ぶ特別講座(例:茶道用語や書道に関連する表現など)では、その前後における日本文化体験の価値を言語理解という点で深めることが期待されます。

2. 着物体験

着物体験は、日本の伝統的な衣服である「着物」や「浴衣」を実際に着て、その美しさや歴史を体験するイベントです。参加者は、着物の選び方から着付けといった知識を吸収するとともに、伝統舞踊や写真撮影を楽しむことができます。また、着物にまつわる文化や礼儀、着物の種類や用途について学ぶこともできます。この体験は、単なるファッションとしての着物だけでなく、深い文化的背景にも触れる機会となります。

3. 茶道体験

茶道体験では、日本の伝統的なお茶の儀式を実際に体験し、その精神を学ぶことができます。参加者は、茶道の基本的な作法や道具を学び、実際にお茶を点てる体験を通して、本格的な抹茶を味わうと同時に、茶道の奥深さを感じることができます。茶道は、礼儀や心の静けさを大切にする文化であり、ただのお茶を飲むだけでなく、心を落ち着け、他者との調和を大切にする精神的な側面も重視します。体験を通じて、日本文化に対する理解を深めるとともに、心の豊かさや日本的な美意識を学べます。

4. 日本酒体験

日本酒体験では、2000年以上の歴史を誇る「日本酒」の製造工程や歴史的背景について深く学ぶと同時に、全国各地の味わいと食事とのペアリングを体験することが出来ます。学生向けには「甘酒手作り・テイスティング体験」を通じて、日本酒だけではない、醤油・味噌などの日本の食文化の根幹を支える「発酵」文化と「麹」の力について学ぶ場を提供します。日本食だけではなく、日本酒や甘酒とのマリアージュによる相乗効果を実体験することで、その奥深さをあじわうことができます。

学生派遣型国際交流プログラム
「REC PROGRAM」

当法人では、在日大使館の後援のもと、日本と東欧各国の高校生を対象とした、異文化交流と自己成長を目的とした海外派遣プログラム「REC Program」を毎年開催しています。参加者は、双方の国の文化を体験し、異なるバックグラウンドを持つ仲間たちとともに交流を深めながら、自らの成長を促す機会を得ることができます。

▼「REC PROGRAM」詳細はコチラから
https://rec.pics/

1. 異文化交流活動

参加者は、開催国のさまざまな地域を巡り、各地域固有の伝統文化や生活習慣を学びます。特に、食・踊り・民族衣装・伝統文様・工芸…など、多分野を通じて異文化交流をすることを活動の根幹に据えています。また、学校訪問やホームステイ合宿を通じて、現地学生たちと直接交流し、言語や文化の違い(=カルチャーショック)に直面する過程で、新たな自己成長が期待されます。また、日本人学生自らが日本文化を紹介するセッションを行い、自国文化への理解を深めることも目的の一つです。お互いの国を代表する文化を学び、尊重し合う機会となります。

2. ディスカッションとキャリアセミナー

プログラム中には、参加者同士で異文化交流に関するディスカッションを行い、意見交換をします。これにより、異なる視点を持つことの重要性を認識し、柔軟な思考力やコミュニケーション能力を高めます。また、キャリアセミナーでは、公的な国際機関(大使館・各省庁…etc.)や民間企業(ラジオ局・音楽カンパニー…etc.)への訪問を通じて、国際的なキャリアに関するアドバイスや将来の進路について考える時間も提供され、参加者は自分の未来に対する新たな視野を広げます。

3. 自己成長の促進

プログラムを通じて、参加者は新しい環境や挑戦に対して積極的に取り組み、困難を乗り越えながら自信をつけることができます。また、グループ活動やディスカッションを通じて、国際的なリーダーシップも養われます。自己成長を実感しながら、参加者は自身の強みや可能性を見つけることができます。また、

プログラムの全過程はドキュメンタリーとして記録され、参加者一人ひとりの成長が可視化されます。ドキュメンタリーは、プログラム終了後に公開され、参加者の異文化交流の経験や学びがどのように自己成長につながったのかを広く社会へ伝えることを目的としています。これにより、他の人々にも異文化交流の重要性とその価値を伝え、自己成長を促す力強いメッセージを送ることができます。この公開を通じて、次世代の若者たちが国際的な視野を持ち、積極的に異文化交流に取り組むきっかけとなることを目指します。これにより、参加者は自らの体験が他の若者たちにもインスピレーションを与えることを実感でき、より大きな社会的影響をもたらすことが期待されます。

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